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木のおもちゃ屋日記 2024年記事

知育玩具の定義|2024.05.27

知育玩具の定義

「知育玩具て何ですか?」

尋ねられたら、あたふたしそうなご質問です。

「これは知育玩具で」「こちらは知育玩具ではありません」
とはっきり分類する事が出来ません。

特集記事や当ブログで書いたことがありますが『知育玩具』の定義ってめちゃあいまいなんですよね。

知育玩具の定義

知育玩具とは?

『知育玩具は遊びながら知能や知力の発達を助けるためのおもちゃです。何かを見たり聞いたり、触れるなど五感を使用した刺激が、脳を育てて鍛える「育脳」につながるといわれています』

『学習教材が知識を増やすために用いられるのに対し、知育玩具は考える事や表現する事を通じて、知能全般の発達を促す事を目的としています』

さらに知育玩具の普及活動をしている一般社団法人「日本知育玩具協会」HPには『長く遊べる良質な玩具であって、遊びを通して自然の法則を学び、生涯必要となる 集中力、意欲、社会性、創造力、やり抜く力を身につける、文化的価値のある玩具のことをいいます』とあります。

もう何のこっちゃ分からないです。

知育玩具の定義

要は、子供が本来持っている知能や五感や社会性など、生きていく力を引き出すためのおもちゃです。

「どんなおもちゃやねん!」
とつっこまれそうですが、個人的には「シンプルで、遊びに目的が持てて、年齢に適したおもちゃ」が知育玩具なのかな、と考えています。

例えば、積木は、
「音がでる積木を振って遊ぶ」⇒「並べて遊ぶ」⇒「積み上げて遊ぶ」⇒「簡単なお家を作る」⇒「ごっこ遊びをする」⇒「上達したらお城を作る」など、子供は必ず目的をもって遊んでいますね。積み木は乳児期から、成長に合わせて遊びを広げて遊べる優秀な知育玩具です。シンプルなので、子供の創造性を育むのにピッタリです。

積木についての記事は↓にまとめています。
知育玩具の王様|2024.03.25


あと有名どころで言うと、知育玩具として一時期人気を博した「CUBORO(キュボロ)」も、積木に”転がし遊び”を追加しただけのおもちゃで、とてもシンプルな木のおもちゃです。木製ではありませんが、店長大好きな「LEGO(レゴ)」も知育玩具です。

ただ、遊ぶ年齢もとても大切で、
例えば、キュボロは乳幼児にとって、知育玩具になりえないと思います。遊んだ事がある方はご存じでしょうが、玉を転がすには積み木をきっちり積む必要があり、乳幼児期の子にとっては難易度が高いです。

藤井聡太さんが3歳頃にCUBORO(キュボロ)を購入されたそうですが、3歳になるまでに、かなり積木遊びをされたたそうです。

幼少期の体験は、人格や能力に大きな影響を与えると言われています。藤井聡太さんの稀有な才能は3歳までに育まれていたんじゃないでしょうか。

脱線しました。
藤井聡太さんの幼少期についてはかなり興味深いですが、この辺にしときます。

また、年齢別で知育玩具をこちらでご紹介出来ればと思いますが、当店でセレクトした乳幼児向けの知育玩具をご用意しております。ぜひご覧ください。

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2024年5月27日

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