毎週末、子供たちの野球、ソフトボールの送迎で結構な距離を運転するのですが、山の新緑が綺麗で長距離運転も苦にならない季節がやってきました。

深い緑や、清々しい黄緑で彩られた山ですが、実は私たちが目にする「木」の半分は「人工林」だそうです。

先日「木の種類｜2024.05.15」でご紹介しましたが、日本には約700種の木が存在します。日本にある木を針葉樹と広葉樹に分けると、

針葉樹はヒノキ、スギ、マツ、ヒバ等があります。
葉っぱが細長く、空に向かってまっすぐ育つ木です。加工しやすく、狂いが少ないため建築材として多く使われています。ヒノキ材はスギやマツより丈夫で、防虫効果がある為木のおもちゃに使われる事が多い木材です。

広葉樹はケヤキ、モミジ、サクラ、クリ、ブナ、シラカバ等があります。
葉っぱは広くて平らで、枝が横に広がって伸びていき丸いシルエットが特徴です。広葉樹は堅く頑丈な木材が多く、フローリングや家具に多く使われています。ブナ材は比較的に手ごろで人気の材として木のおもちゃに利用される事が多い木材です。ケヤキや、サクラ、クリ等も丈夫で狂いが少ないため、積み木などの木のおもちゃに最適ですが、高級材の為、積極的に利用されていません。

広葉樹は種類が豊富で、天然林の80％は広葉樹だと言われています。
「広葉樹めっちゃあるじゃん！」と思われるかもしれませんが、冒頭に申し上げた通り全体の半分が人工林で、人工林の内の約97％は針葉樹だそうです。日本の木の半分は、スギやヒノキなどの針葉樹って。。。花粉が気になります。

木のおもちゃ屋としては「ケヤキとかサクラが一杯あればいいのに」と思ってしまいますが、ヒノキやスギの加工のしやすさと汎用性の高さは経済に必要なんでしょうね。戦後にヒノキやスギを植えまくったのですが、花粉症が問題となり現在は、花粉の発生を押さえる針葉樹の開発、植林が進められているようです。

子育てが少し落ち着いたら私も、植林活動に参加したいです。

当店ではケヤキやクリなどを使用した純日本製木のおもちゃを販売しておりますのでぜひご覧ください^^

日本製木のおもちゃ
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2024年5月20日