木のおもちゃ屋日記 2024年記事
桜並木|2024.04.10
木のおもちゃのお店 KURABOKKOの事務所は、岡山市中心部を流れる河川「旭川」のすぐ近くにあります。旭川の東岸河川敷に咲く桜は、今週見頃を迎えていましたが、昨夜の雨で花びらが散り始めています。
今朝、事務所に向かう時ふと思い出した事が。
今から15年程前。まだ建設会社に勤めていた頃、集客用チラシにコラムを書いていました。このブログと変わらないような、ちょっした内容の記事で個人的に気になった事や社会情勢を鑑みた(笑)内容や。いや、個人的に気になった事がほとんどでした。
旭川の桜並木を見て、その頃に書いていた記事の一つを思い出しました。
『旭川東岸に立つ桜の寿命』
当時、なぜ旭川河川敷の桜の木にスポットを当てたかったのか。
この地に生まれて、大学生活を除くと丸40年岡山に住んでいます。子供の頃に見ていた桜の木、大人になって見る桜の木を比較すると、桜の花びらの色が白くなっていたんです。昔はもっとピンクが強かったような気がするのですが、段々白くなっている感じです。
それが気になって「桜について」調べた事を思い出して、改めて調べ直しました。
旭川河川敷の桜並木は、1957年地元住民の発案、努力により植樹されました。旭川河川敷に並ぶ桜は染井吉野(ソメイヨシノ)ですが、寿命は大体60年と言われています。記事を書いた当時2012年頃だと思いますが、その時点で寿命まであと5年だったようです。その為、花の色が白くなっていたようです。星と一緒ですね。
あれから15年、旭川河川敷の桜はとうに寿命を迎えているけど、その後は。
2007年から地元住民を中心に保存活動が行なわれているようです。治療で延命できる桜の木もあるようですが、それが叶わない場合は植え替えが行なわれているとの事を聞いて、少しホッとしました。
毎年こうやって桜を愛でれるのは保存活動してくださっている方々のお陰です。本当にありがとうございます。
桜の木について調べると、興味深い事が色々出てきて興味が分散するので、また機会があったら深く調べようと思います。
2024年4月10日