木のおもちゃ屋日記 2024年記事
木のおもちゃ屋10周年|2024.04.01
いつもご愛顧いただきありがとうございます。
木のおもちゃのお店 KURABOKKOは本日で創業10周年となりました。
本当に早いものです。10年はあっという間でした。
私は2013年まで建設会社で設計と施工管理の仕事をしていましたが、脱サラしWEBデザイナーの学校に通い、2014年4月1日に「木のおもちゃのお店 KURABOKKO」をオープンしました。
期待に胸を躍らせオープンしたお店ですが、
「ネットショップの開店は無人島に店を作るようなものだ」と例えられるように、とても静かでシュールなオープンでした。開店当時はFacebookもInstagramもしておらず、広告も僅かでしたので、当然売上どころか集客も殆どない状況でむなしい日々が続きました。
そんな状況が2週間ほど続いたでしょうか。
忘れもしません。KURABOKKO初めてのお客様は石垣島にお住いのお客様でした。
「売れた」という事実より、直に手に取っていただけない状況でもご利用いただけたことが本当に嬉しく、昨日のことのように覚えています。この時から「手に取っていただけない分商品選びには十分に気をつけよう」と心に決めました。
当時はまだ木のおもちゃの取扱量も少なく、ラッピングやメッセージカードも手探りで試行錯誤していました。名入れも当時はレーザーカッターを導入していなかったので、ペン彫刻をしていました。
↑開店間もない頃のKURABOKKO公式サイトです。
OakVillageさんブータレブーさん蛍木工さんはこの頃からのお付き合いです。改めて開店当時のサイトを見ると、DANSKやREDECKERなど食器や生活雑貨も扱ったりして、まだ木のおもちゃ専門店ではなかったようです。
蛍木工さんやブータレブーさんの木のおもちゃを扱う中で木のおもちゃの素晴らしさに触れ、急激に木のおもちゃの取扱量が増えました。
沢山の木のおもちゃを扱う中で、素晴らしかった製品がそうではなくなったり、便乗値上げを繰り返したり。自信をもってお客様に提供できない製品は取り扱いを止めました。今当店で取り扱っている製品は、この10年でお客様の信頼を得た素晴らしい「木のおもちゃ」だと、木のおもちゃにも作り手さんにも感謝しています。
10年。
木のおもちゃの取扱量も増え、コツコツですが前進して来れました。これも当店をご利用くださるお客様と、SNSでフォロー・イイね!して下さる方、作り手さんのお陰です。
多くの方に支えられ、10周年を迎えられましたが、まだまだです。2034年の4月に充実した10年を振り替えられるよう、とにかく誠実に運営して参りたいと思います。これからも変わらずご愛顧いただけると嬉しいです◡̈
2024年4月1日