日本の森から生まれた木琴|森の合唱団/OakVillage

木琴 森の合唱団/OakVillage

こんにちは。
木のおもちゃのお店 KURABOKKOの合六です。
今回ご紹介したいのはオークヴィレッジ社の大人気おもちゃ「森の合唱団」です。

木琴 森の合唱団/OakVillage

こちらの木琴、当店がオープンした2014年からKURABOKKOを支えてくれている、とってもありがたい木琴です。

ボクはサイト運営のかたわら、木のおもちゃ探しは日々欠かさず行っております。世の中に様々な木琴が出回っていますが、このレベルの木琴はなかなか無いです。

木琴 森の合唱団/OakVillage

通常の木琴は鍵盤の長さを変えることによって音階を整えます。森の合唱団の鍵盤の長さは同じなのに、樹種の違いで「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の音階を奏でる不思議な木琴です。

鍵盤は、
「白い木、赤い木、茶色の木、緑の木」
「硬い木、柔らかい木。重い木、軽い木」
と性質の違う様々な木を使用しています。

木琴 森の合唱団/OakVillage

塗装をしていないので、木本来の音が楽しめます。
余談になりますが、木琴の始まりはアフリカだとされています。地面に穴を掘り、そこへ木片を並べ、穴の反響を利用して音を楽しんでいたそうです。文明が発達し、アフリカからラテンアメリカへ伝わったものが”マリンバ”、アフリカからヨーロッパへ伝わったものが”シロフォン”として音楽会に登場しました。
古代には今よりももっと上質な木があったと推測できるので、どんな音色を奏でていたのかすごく気になります。

木琴 森の合唱団/OakVillage

「森の合唱団」に話を戻しますと、
こちらの木琴で使用している木材はすべて、日本の森で育った木を使用しています。日本産の木材は流通量が少なく割り高です。なので木のおもちゃ作家、メーカーは国産材の使用は避けるのですが、オークヴィレッジ社は木琴だけではなく全てのおもちゃに、国産材を使用しています。

木琴 森の合唱団/OakVillage

個人的には、日本で遊ぶ木のおもちゃには、日本の気候の中で育った木を使うべきだと思っているので、すごく好感が持てます。例えば、アフリカのように乾燥した土地で育った人が日本に来ると湿気の高さに体調を崩すように、木にとっても好ましくない気がします。
特に木琴は木材の質が、おもちゃ全体の品質を決めます。四季による音階の変化が少ないのも、国産木材を使用しているお陰なのかなと思います。

木琴 森の合唱団/OakVillage
https://kurabokko.net/SHOP/oak-village-Mokin.html

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