夏至|2024.06.21

出産祝いに木のおもちゃ?

今日は夏至ですね。

日本を含む北半球では一年で一番、日が長くなり、
南半球では一年で一番日が短くなります。2024年は日の出が4時26分、日の入りが19時です。(東京)

冬至は「かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったり」
春分・秋分はお墓参りに行ったり
と風習がありますが、冬至は何かないのかな?

気になって調べてみましたけど、夏至にはこれといった風習はあまりないようですが、数少ない夏至のお祭りとして「二見興玉神社」の夏至祭があります。

三重県伊勢市にある「二見興玉神社」ですが、伊勢神宮をお参りする前に訪れて身を清めた方がいいとされる歴史ある神社です。夏至の早朝3時半頃から行なわれる祭事で、海上にある夫婦岩の間から昇る朝日を「日の大神」として拝む祭事で、早朝にも関わらず多くの人で賑わうそうです。

日本では珍しい「夏至祭」ですが、世界に目をやれば盛んに行われています。特にスウェーデンやデンマーク、フィンランドなどのヨーロッパ圏では「クリスマス」と同じくらい大切な日として位置づけられています。

ふと思い出したのですが、十数年前のちょうどこの時期。訪れたドイツでは、町々がお祭りのような賑わいで、夜も日付が変わっても明るく、異世界に来たような感覚でした。

よく考えると日本ではこの時期、田植えの時期。農家にとったらお祭りどころではない、とても忙しい時期ですね。
そういった事情もあり、夏至に祭事はあまり行われなかったかもしれませんね。

2024年6月19日