『知育玩具』と聞いて、どんなおもちゃを想像しますか?
今で言うと、藤井 聡太さんが幼少期に遊んでいたキュボロ(cuboro)や、昔から多くの子供に愛されているレゴブロックが有名ですね。
レゴブロックは私も子供の時よく遊んでいましたし、今でも大好きです。キュボロはおもちゃとしては高額すぎて当店で取り扱っていませんが、大人も楽しめそうな木のおもちゃですね。
一昔前と比べると、製造技術が格段に上がっているので、木製に限らず楽しい知育玩具が世に出ていて、楽しいです◡̈
さて、タイトルの「知育玩具の王様」のお話です。
数ある知育玩具の中で私が思う「知育玩具の王様」は迷わず『積み木』です。
積み木は、知育玩具についての講座や幼児教室などでは定番の木のおもちゃですね。
10年以上前「木のおもちゃのお店 KURABOKKO」準備中の頃、色々な書籍やネット記事で木のおもちゃについて勉強しまくっていた時期があります。その頃に、どなたが書かれていたのか忘れてしまったのですが、「知育玩具の王様 積み木」について書かれている本に出会いました。
その頃は知育玩具どころか、木のおもちゃに触れる機会も少なく”木のおもちゃ屋見習い”みたいなものだったので、「へぇ~」と大きな関心を持たなかったのですが「知育玩具の王様は積み木」という事だけ記憶にインプットされました。
その後、KURABOKKOをオープンしほんとに沢山の木のおもちゃに触れてきました。ちょうど、店長夫婦は子育て真っ只中ですので、この10年で本当にたくさんの木のおもちゃを子供に与えてきました。
「積み木」だけではなく、海外製の知育玩具の定番「ペグ遊びおもちゃ」や「ままごとおもちゃ」や「学習系おもちゃ」まで、家の中はおもちゃだらけでした。
子供は男3兄弟ですが、3人共学習系おもちゃは長続きせず、数日遊ぶと飽きていました。海外製の木のおもちゃはカラフルなので、乳児の頃は反応がよく興味津々に遊んでいましたが、幼児期になると忘れ去られていました。ままごとおもちゃは、3人共大好きでした。お母さんが料理で使っている調理道具や身近な食材がままごとセットに入っているので、より楽しいみたいで4歳頃までけっこう遊んでいました。ままごとおもちゃも最強の知育玩具と言えると思います。
そして知育玩具の王様「積み木」
長男が1歳の時に海外製の積み木を初めて購入しました。まだ物価も高くなく、ウッドショック前でしたので、35ピース5,000円位だったと思います。今では考えられない価格ですが、三角・四角の定番積み木に円柱や円錐、アーチの積み木なども入っているボリュームある塗装積み木でした。
買ったばかりの頃はまだ1歳でしたので、手に持って「カチカチ」したり、車に見立てて「ブーブー」したり、簡単な遊びを楽しんでいました。
2歳以降は、飛躍的に手先が器用になるので、積み上げたりお家を作ったり飛行機を作ったり。3兄弟とも小学校に上がる前まで、しっかり積み木で遊んでいました。
積み木の知育効果については、また別の機会に書きたいと思いますが、我が子達を見ていて、積み木で遊んだお陰だなと思う事があります。
・集中力がついた
・想像力がある
特に集中力については、親の私もびっくりさせられるほど。
とてもシンプルなおもちゃだからこそ、よく考え想像して遊ぶのだと思いますし、夢中になって遊ぶ事で集中力も養われるのだと思います。
あとは、木のやさしい色合いや、心地いい手触りも関係しているのかなと思います。木の魅力について語ると長くなるので、また別の機会に。
当店で取り扱う「積み木」はコチラ
2024年3月25日