子供がおもちゃを片付けるには

子供がおもちゃを片付けるには

子供のしつけ

子供のしつけで大切なこと且つ大変なことは、挨拶、返事、後片付けでしょうか。
特に後片付けは使った物を元の場所に戻す習慣を身につけることで、整理整頓が上手になり、頭の中を整理することにも大きく繋がります。

また、日本製の木のおもちゃは安全で長く使用できる優れたおもちゃで、大切に扱うことでとても長い間、使用できます。おもちゃで遊び、片付け上手になるためのポイントをこちらでは、ご紹介します。

叱るのではなく褒めること

後片付けも含めて、親は子供の長所より短所に目がいきがちになります。そして忙しいときや言うことを聞かないと、つい感情的になることも少なくありません。しかし、叱るだけで子供の行動パターンを変えることは非常に難しいようです。出来ない場合はまず親が手本を見せます。また一緒に片付けようといって競争しながら行うと喜んでやるでしょう。

そして具体的に言うことも重要です。「絵本はここに置こうね」「木の積み木は青い箱に入れようね」など分かりやすい言葉で伝えることが大切です。

そして子供が少しでも片づけができたら、たくさん褒めてください。勇気づけられて自信がつき、片づけが楽しくて気持ちが良いと思うようになれば、自然と行うようになります。

魔法の言葉

それでも子供が片づけを忘れたり、しなかったりすることもあるでしょう。
そんな時は魔法の言葉をかけてみます。
コツはおもちゃが人間と同じ気持ちを持っているかのような擬人化です。

「おもちゃたちが片付けて欲しいって言っているよ」「おもちゃたちが寝る時間だからお家に帰してあげようね」などです。片づけを忘れた場合はわざとそのままにしておき、朝になって「おもちゃたちが寝られなくて泣いているよ」なども効果的です。

ただ叱ったり怒ったりするのではなく「お母さんに捨てられるって泣いているよ」「片づけしないとお母さんが悪魔にとりつかれちゃうよ」などと言うと慌てて片付けするかもしれません。

大切なことは命令口調ではなく片づけると気持ちが良い、片付けると次に使う時に簡単、散らかるとお母さんが困るなどを根気よく理解させることです。そして少しでも片づけができたら、感謝の言葉を必ずかけてあげましょう。「キレイに片付いて気持ちがいいね」と言って褒めてあげます。

片付けやすい環境かチェック

一番重要なポイントだと思います。
子供が片付けできるよう、分かりやすい場所を決め、いらない物は捨てるというルール作りは大切です。
また子供が好きな収納箱や、目印となる色などを決めておくと理解が進みます。どうしてもできない場合はお約束として紙に書き出して目立つところに貼り、出来れば次のステップに進む方法も有効です。

子供と話し合って決めると習慣づけになり、楽しく片付けができるようになります。