知育玩具とは子供の好奇心旺盛なあそび心を刺激して表現や考えることを身につけ、心と体のバランスのとれた成長や知能全体の発達を促すことを目的とした玩具を指します。考えたり、想像したり、手足を動かすことで脳によい影響を与えるとされています。
また、楽しみながら行うことで発達に好影響をあたえます。
こちらでは子供の発育状況に応じた知育玩具選びについて、ご紹介いたします。
3ヶ月目から目が良く見えるようになり、動くものを追いかけることができ、6ヶ月目までには首がすわり、音に反応し、手で物をつかむことができます。そして1歳までには両手で物を挟み込むことができ、ハイハイやつかまり立ちを経て歩けるようになります。
3ヶ月までは「オルゴールメリー」や「カラフルなおもちゃ」など寝転がって遊べるおもちゃ。
6ヶ月までは「ラトル(ガラガラ)」や「歯固め」、「音の出るおもちゃ」。
1歳までには「プレイジム」や「積み木」などが人気がありオススメです。
積み木は指が使える6ヶ月頃から遊ぶことができます。この頃は口に入れたり舐めたりして遊ぶので、日本製の安全な木の積み木をおすすめします。
この頃から歩いて、動き回ります。言葉を発して母親の真似やごっこ遊びなどもできるようになります。
また、早い動きが目で追えるようになるので、ボールを転がしたり投げたりすることもできます。
「木のコロコロ」や「型はめ」、「動きを楽しめるおもちゃ」などがおすすめです。
積み木は崩したり、積み上げたりすることができるようになり、忍耐力やバランス感覚を養うことができます。
歩き方が安定し、外で遊び始める時期です。
また言葉を覚え始めるため、頭を使う知育玩具が本格的に活躍する時期となります。
一歳に比べて出来ることが飛躍的に増えてきます。
「型はめ」や「パズル」は考える力、忍耐力を養うのでおすすめです。楽器や積み木は、この歳の子供に根強い人気を誇っています。積み木は積むだけでなく、並べたり広がりを持たせたりすることが可能になります。また積み木の形を組み合わせて何かを作るようになります。
走ることができ、しっかりと話すことができ、人見知りが激しくなります。
1人で遊ぶことや会話が成り立ち、自我が芽生えてきます。友達ができ集団生活も始まり、生活を学ぶおもちゃや三輪車、算数や習字、パズルや風船などといったおもちゃで遊び、積み木の使用個数がこの時期からグンと増えます。
空間を作ることができるようになり、自己表現へと繋がっていきます。そのため心のバランスを保ち、想像力を養うことに繋がります。
「玉落とし」や、「立体パズル」などまだ難しいかなと思うおもちゃも驚くスピードで学んでいきます。
自我が芽生え個性が前面に出てくる時期でもあります。
子供と一緒に積み木で遊ぶと、「テーマを持ってじっくりと積み上げる子」、「何を作るか決めていないけど独創的な積み方をする子」・・・など性格が良く現れておもしろいです。
知育玩具は、遊びながら子供の発育を助ける効果があり、親の立場からすると教材としておもちゃを選んでしまうかもしれません。「このおもちゃならこういった事が学べる」など、おもちゃ本来の役割を見失ってしまうことがあります。学ぶ事はもちろん大切な事ですが、知育玩具の一番の魅力は「親子で学びながら遊べる」ところです。
少し難しく感じても、お父さんやお母さんと一緒に遊べるコミュニケーションツールとしての役割を果たしてこそ、知育玩具の魅力が最大限に発揮されるのだと思います。